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富士山ナイフ / Fuji Knife

  世界中で大ヒット。フジサンナイフでアウトドアへ。


 
サイズと重量      W111×H9×D24mm / 50g
素材            刃: 白二鋼、軟鉄 / 柄: 真鍮
パッケージサイズ       W126×H10×D37mm(白パッケージ)

 
サイズと重量      W111×H9×D24mm / 50g
素材            刃: 青紙、軟鉄 / 柄: 真鍮
パッケージサイズ       W126×H10×D37mm(黒パッケージ)

富士山の景色が見えるナイフ

Fuji Knifeの表面には、日本を象徴とする富士山を基調にした世界遺産である三保の松原の景色を浮世絵のようなタッチで描いている。柄から出た刃の背中の一部で富士山の雪化粧を表現。

栓抜き付きホールディングナイフ

描かれた三保の松原はただの景色ではなく、景色の一部がボトルオープナーになっている。フジナイフと共に世界中でクラフトビールを楽しんで頂きたい。 パッケージは金の箔押のモダンなデザイン。

刃がこぼれても研いで長く使う

通常盤の刃に使用されている鋼は白二鋼、そしてさらに切れ味の持続する青紙は共に日本の代表的な炭素鋼として和包丁などの刃物に使用されております。適切に加工すれば切れ味の持続性が有り研ぎ直し可能です。刃の断面は3層構造になっており、両サイドが柔らかい軟鉄、センターに硬い鋼という構造なので、砥石などで包丁を研ぐのと同じように研ぐことができます。

万が一、刃こぼれをしてしまった時は荒い砥石(あらと)から研ぎ始め、中砥石(なかと)で整え、仕上げ砥石でピカピカに仕上げると刃こぼれのメンテナンスができます。切れ味が落ちてきた時の通常の研ぎメンテナンスは、中砥石から始め、仕上げ砥石で終え荒砥石は必要ございません。砥石はこちら

柄に真鍮は使っているうちにいい具合に酸化による変色がおき、経年変化が楽しめます。そのまま使い続けるも良し、最初の輝きを取り戻したい方はサンドペーパーや研磨剤で磨くことで 輝きを取り戻すことができます。

刃と柄の噛み合わせが緩んできたと感じた時は、鉄などの硬い上でカシメの部分を軽く金槌で叩いて簡単に微調整できます。軽く叩くことがポイントです。カシメを強く叩きすぎて締まり過ぎないように注意してください。

研ぎやメンテナンスは弊社でもお受けできますので、合同会社シーラカンス食堂のCONTACTよりお気軽にお問い合わせください。

富士山ナイフのお手入れに最適

 
荒砥石、中砥石、仕上げ砥石の三種類がセットになったTOGI STONE。富士山ナイフのお手入れや、ご家庭の包丁のお手入れにも、ご使用できます。
 
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後継者育成の取り組みのひとつ

2011年にデザイン事務所として立ち上がった合同会社シーラカンス食堂が2013年から始まった「播州刃物」の取り組みがきっかけで職人の後継者問題の深刻さに触れ、問題解決に専念してきました。そして2018年7月、刃物職人の後継者育成を目指し立ち上げたのが「 MUJUN WORKSHOP 」です。

MUJUN WORKSHOPでは鉄の棒に鋼を接合し(鍛接し)刃物を作る「総火造鍛造鍛造」ができる職人を育てていくために活動しています。さらにそこから様々な刃物や道具を希望のままに作ることができる「自由鍛造」ができる職人と工房を増やし、様々な産業の道具作りで日本文化を守り、発展していく一助になることを目標に日々鍛錬しています。
しかし、MUJUN WORKSHOPには親方がおりません。かなり高齢化したこの業界、高齢者になってしまった職人さんから技術を学ぶのは、時間的、体力的、金銭面的にも弟子を取るという方針は難しく技術継承が途絶えようとしておりました。何より、親方になって弟子を一人前にするという責任が負えない(約束できない)ため、弟子入りしたい人がいても断っていました。つまり、他の方法を作らないと黙って伝統が途絶えていくのを見届けるだけになってしまうという状況でした。そこで考えたのが MUJUN WORKSHOP の仕組みでした。長年の付き合いとなってきた職人さん達に対して、責任はシーラカンス食堂でなんとかするから、教えてはくれますか?と訊ねたところ、職人さんは快くそれを引き受けてくれたのでした。工場には親方が常駐していません。しかし、言い換えると、街におられる様々な刃物職人さん達がみんな教えてくださるのです。私たちは自分たちで練習する場(MUJUN WORKSHOP)を設け、わからないことがあれば町の熟練の職人さんたちに聞きにいく方法で、各分野の刃物職人さんの技術やノウハウを集合さたことで、分野や師匠の垣根を超えた技術継承を進めています。

富士山ナイフの製造をきっかけにお花鋏、盆栽鋏の製造ができはじました。

2019年の第一回目のクラウドファンディングの時には、鍛造して販売できるクオリティの商品はMUJUN WORKSHOPではありませんでした。しかし2022年の終わりに盆栽鋏が販売できるようになりました。業界の常識的には異例のスピード感ですが、厳しい目利きにも認めていただけるレベルとなり、リリースしました。

鍛造した宮之原さんはこの数年間、富士山ナイフによる基礎的な刃物の技術を習得し、近所のお花鋏の師匠に聞きに行き、練習を繰り返したことで商品へと完成いたしました。

師匠がいない工場でも技術継承ができる一つの実証となりました。しかし、まだまだ未熟であります。自由鍛造ができる職人や工房を増やしていき、様々な産業や職人の道具作りに貢献していくことが僕たちの目標です。この道はずっと続くのです。


 
サイズと重量      W111×H9×D24mm / 50g
素材            刃: 白二鋼、軟鉄 / 柄: 真鍮
パッケージサイズ       W126×H10×D37mm(白パッケージ)

 
サイズと重量      W111×H9×D24mm / 50g
素材            刃: 青紙、軟鉄 / 柄: 真鍮
パッケージサイズ       W126×H10×D37mm(黒パッケージ)

※兵庫県播州地域である小野市と三木市で製造。手作業が多いため、個体差が生じることを予めご了承くださいませ。
※本格的な刃物なので、刃の部分が水や塩分により錆びることがあります。水気が着いた時は乾いた布等で拭き取り、長期的に使用しない時は椿油やオリーブオイル等の油を布に少量含ませて、酸化防止膜として油を満遍なく付着させてから保存してください。サビは黒いものと赤いものがあります。黒いものは鉄が安定化しており、とても良い状態ですので問題ありません。赤錆は刃物にとって良くないものですので、発生した場合は赤錆を削り取り、油で拭いてください。定期的に油を含ませた布でナイフ全体をコーティングするように拭くことをお勧めします。
※割り込みナイフのため、研ぐと長くご使用いただけます。
※本製品でのトラブルや怪我などのいかなる事態が起きても、弊社は一切責任を負いかねます。
 
【最後に】
世界中探しても日本のような進化を遂げた刃物はありません。切りやすく研ぎやすく、軽く丈夫で長持ちする。昔から優秀な刃物づくりを日本人はしてきて、世界中の人がそれを認めています。人類が進化した大きな理由は道具の習得でした。道具を作り狩や稲作や住居建設などをしたのが文明の起こりです。その道具の多くは刃物です。刃物は決して危ないものではなく、生きるのに便利な道具です。
しかし、現在の日本社会において、使う理由もなく持ち歩いていると銃刀法違反に問われる可能性があります。防災、アウトドア、釣り、仕事など、所持する理由がある場合のみ所持ください。フジナイフを正しく安全にご使用ください。

パッケージ

ギフトにも喜んでいただけるよう、パッケージは和紙のような表情をしたクリア素材に金の箔押をしたモダンなデザイン。通常盤は白パッケージ、青紙は黒パッケージとなっております。


[商品のデザインについて]

取扱している商品は予告なくデザインが変更する場合がございます。また職人さんの手によって作られている商品が多いため、個体差が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。



 

お電話でのお問合わせ
0794-63-2265


営業時間/
平日(月-金)10:00-17:00

 
社名/
合同会社シーラカンス食堂
Coelacanth Shokudou. LLC
 
所在地/
〒675-1375
兵庫県小野市西本町527番地